USB が USB4 の最終仕様を公開、最大 40 Gbps のデータ転送をサポート
USB テクノロジーの進歩と導入をサポートする組織である USB Implementers Forum (USB-IF) は、昨日、Thunderbolt 3 に基づく公式 USB4 仕様を発表しました。
「USB4 仕様は、既存の USB 3.2 および USB 2.0 アーキテクチャを補完し、その上に構築する次世代 USB アーキテクチャを提供するためのメジャー アップデートです。」と同組織は述べています。発表された。 「USB4 アーキテクチャは、インテル コーポレーションが最近 USB プロモーター グループに提供した Thunderbolt プロトコル仕様に基づいています。 USB の最大総帯域幅が 2 倍になり、複数の同時データおよび表示プロトコルが可能になります。」
USB4 仕様は、今年 3 月に USB Promoter Group によって初めて明らかにされました。 USB 3.0 と比較して、USB4 は転送速度が向上し、USB-C 物理インターフェイスを使用します。 USB4 は USB 3.2 の 2 倍の帯域幅を提供し、適切に認定されたケーブルを使用した場合、最大 40 Gbps のデータ転送速度をサポートします。
USB4 ソリューションの主な機能は次のとおりです。
- 既存の USB Type-C ケーブルを使用した 2 レーン動作と、40Gbps 認定ケーブルを使用した最大 40Gbps 動作。
- 最大総帯域幅を効率的に共有する複数のデータおよび表示プロトコル。
- USB 3.2、USB 2.0、Thunderbolt 3との下位互換性。
USB4 の速度は Thunderbolt 3 と同等であり、最大 40Gbps の転送速度も提供することに注意してください。
さらに、USB4 デバイスのメーカーは、デバイスの充電を制御するために、USB4 用に構築されたデバイスに USB Power Delivery (USB-PD) テクノロジーを組み込むことが求められます。
次回の USB Developer Days 2019 では、USB を使用するメーカーに USB4 の規格に関する詳細情報が提供される予定です。さらに、新しい USB4 ベースのデバイスが早ければ 2020 年半ばにも市場に登場すると予想されます。